日本の伝統文化茶道について解説します

床の拝見の仕方

1te.jpg日本の伝統文化である茶道について理解することは茶道だけに活きるものではありません。

日常生活における様々な部分で非常に役に立ちます。作法などは面倒だといって毛嫌いしてしまう気持ちは隅に置き、その作法はどういう意味があるのかという観点から覚えるといいと思います。

それでは今回は床の拝見の仕方を紹介します。

席中に入ったら、まず床前に進み、床正面に座り、扇子を膝前において、一礼してから、両手を畳についたまま、掛物を拝見します。次に、花と花入を拝見します。香合がある場合には、香合を拝見しましょう。

拝見が済んだら、一礼して立ち上がります。

床の拝見の仕方においても各流派で作法が異なってきますので、それぞれの流派の作法を紹介します。

表千家
花入れが掛物の前にある時は、そのままで花入れを拝見します。床柱に花入れがかかっている場合は、そのほうに向き直って、花と花入れを拝見し、もう一度床の掛物の前に向き直って、軽く一礼して立ち上がります。

裏千家
花入に向かって扇子と膝を動かして拝見します。拝見が終わったら、正面に向き直って、一礼をします。

武者小路千家
花が床柱にあるときには、そのほうに向いて一礼して拝見しますが、花入が掛物の前にあるときは、掛物を拝見したあと、そのままで花を拝見します。

床の拝見の仕方というこれも細かいことですが一つ一つの作法が有機的に結びついて茶道として活きてくるのでしっかりと覚えましょう。

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