日本の伝統文化茶道について解説します

茶道の作法~襖の閉め方

わび、さびとは茶道の理念をあらわす言葉です。

「わび」とは不自由で満たされない状態でありながら、反対の自由で満たされた境地を得るということで、言葉のもつ意味が克服されて、それよりずっと高い心の境地を目指すことをいいます。

私の持論なのですが、不自由なときこそ自由なのだと思います。

一見、矛盾したように思えるでしょう。

しかし、不自由の中にある時こそ自由について考えるものだと思います。

礼儀や作法についてもそうです。真に意味での自由を知るために、不自由である作法をしっかりとマスターしましょう。

それでは今回は襖の閉め方について解説します。

表千家

襖の引き手に近いほうの手で三分の二分ほど閉め、手をかえて閉め切ります。

裏千家

襖に近い方の手で下から八寸(24cm)ほどのところを逆手に持ち、襖を中央まで引き出します。反対の手で持ち替えて建て付けにあたるところまで引き、その手を引手にかけて、静かに最後まで閉めます。

武者小路千家

女性の場合は、部屋の内から閉めるときは、襖に体を斜めにしてすわり、襖を引く方向の手で襖の下方をつまんで七分程度引きます。反対の手を引き手にかけ閉めきります。部屋の外から閉めるときは、茶道口の正面にすわり、襖を引く方向の手で沸くの下方を持ち、七分ほど引き出し、反対の手を引き手にかけて閉めきります。
男性の場合は、部屋の内から閉めるときは、襖に斜めにすわり、襖を引く方向の手を引き手にかけて七分ほど閉め、反対の手を引き手にかけて閉めきります。部屋の外から閉めるときは、茶道口の正面にすわり、襖を引き出す方向の手を引き手にかけて七分ほど閉め、手をかえて引き手にかけ襖を閉めきります。


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